インプラント続き
咬合力計、食品粉砕咀嚼検査法でインプラント装着時の咬合力を測定すると、切歯部の平均で15.6kg、臼歯部は33.8kgとなっており、これは本来の歯の切歯部13.2kg、臼歯部32.9kgと比較してもほぼ同レベルの咬合力を得ていることが分かります。
また、咀嚼能率はインプラント装着で43%となり、それ以外の義歯装着患者に比べ5~8%ほど高い比率となっています。
上下の歯の間に介在させている薄膜認識試験では、天然歯列で20μm、インプラントは50μm、以外の義歯装着で100μmと食感の改善が得られていることが分かります。
インプラント治療においてはあごの骨以外にも歯槽骨と呼ばれる歯根を支える部位の強度が必要でした。
歯周病や骨粗しょう症などにより、歯槽骨が減った状態ではインプラント治療は不可能で、その場合には従来の義歯で対応を行って来ました。
しかし、近年では歯槽骨再生の治療方法や複数の歯根埋め込み技術により、多くのケースでインプラント治療の対象とする事が出来るようになってきています。
歯槽骨の再生はインプラント治療において重要であるばかりか、天然歯の保存においても非常に重要であるとされ、注目を集めています。
いずれにせよ、歯を失うことにより身体全体への悪影響も懸念され、歯科治療の重要性を認識する動きはますます高まりつつあります。
生活習慣に起因する発病が大きい歯科医療においては放置されたまま手遅れになるケースもままあります。
インプラントの様な高度な技術で回復術が進歩するのは非常に好ましいですね。
