歯科医療における行動学②

医療現場にもその行動科学の応用が用いられることは多く、「記述・説明・予測・制御」という4つの段階的様子で構成されます。
記述(description)は患者の現状の評価で、説明(explanation)はその行動や環境理解、予測(prediction)は効果的に思える保健指導方法の選択プロセスで制御(control)は保健指導における実際の期間的な行動変容と維持の支援として置き換えられます。

こういった目的で行動科学を基礎としたアプローチは保健行動モデルからの行動変容や動機付け理論、患者と医療関係者に相互作用する事項や有用なコミュニケーション技術にとどまらず、健康情報の受容や満足度をはじめとした患者の心理、そして意思決定の共有などの根源的な問題解決へ向けての基盤として取り入れられているのです。

実際の現場において、当然ながら患者一人ひとりで反応は違いますし、それに柔軟に個別対応を求められることは今までもありましたが、その根底に行動科学を理解しているかどうかで、その効果は雲泥の差となります。

特に、医療現場においても取り分け歯科医療は、入院が困難であり、患部の期間的制限が困難である為により個人の行動が重要になる事は言うまでもありません。
その為、医療活動時には治療に加え、生活改善が基盤となった診療が行われるわけですね。

歯科医療においての生活行動科学的アプローチについて、理解はいかがでしょうか?
既に歯科衛生士や歯科医師として活躍されている方は、改めて思い出していただき、これから目指される方も基礎としてご活用頂ければと思います。